季節は春となり、一気に暖かくなってまいりました。アドバイザーの皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。

東京では早々に桜が散りつつある中、freeeには27名の新卒社員が入社してまいりました。アドバイザーの皆様と仕事をさせて頂くパートナー事業本部には7名が配置され、今後皆様に対して価値をお届けしていくことになります。どうぞご期待ください。

さて、今回は新年度に入るにあたり、改めてfreeeがアドバイザーの皆様にコミット(お約束)していることをお伝え申し上げます。

freeeのミッション

これはfreeeが掲げているミッション(企業の存在意義)です。

freeeは一言でいうとミッションで動いている会社です。スモールビジネス(個人事業主・中小企業)がイキイキと活躍している、それを通して社会を変えていきたいと考えている人間の集まりです。

余談ですが、freeeはこのミッションの元、価値基準(行動規範)の筆頭に「本質的に価値ある(マジ価値)」を据えています。
アドバイザーの皆様に届ける全ての施策において、「それはマジ価値なのか?」ということを社内で問うています。

創造的な活動とは

freeeのミッションの中でひときわ目を引くのが「創造的な活動へのフォーカス」です。
freeeでは創造的な活動を、「適切な意思決定の上に成り立つもの」と考えています。

freeeにできること/できないこと

freeeはスモールビジネスを営む皆様が創造的な活動にフォーカスできる状態を作りたいと考えています。
しかし、会計freee/人事労務freeeを持つ我々の得意領域は「創造的な活動」のフローにおける一部分です。

freeeが得意なこと

  1. バックオフィス業務を通して、自動的に経営管理情報を収集する
  2. 収集した情報を経営管理に必要な形で可視化する

freeeができないこと

  1. 可視化された情報を解釈し、経営者にコミュニケーションする
  2. 意思決定を支えるアドバイスをする

アドバイザーの皆様にfreeeがコミットする理由

こう考えると、スモールビジネスが創造的な活動にフォーカスするためには、freeeのようなテクノロジー企業による自動化・可視化とアドバイザーの皆様によるコミュニケーションの組み合わせが必須であると考えられます。

ここに、freeeが2013年11月から認定アドバイザー制度を始めた背景があり、過去調達した96億円の資金をアドバイザーの皆様に投資すると言ってきた背景があります。

実際、2017年以降、開発陣や導入支援部隊のリソースを最も投下しているのもこの領域になりますし、2018年4月の新卒社員も最大人数を配置しています。

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freeeのパートナー事業の責任者として全国を回っていますと、「freeeさんが何を考えているのか知りたい」というお声をよく頂きます。本連載を通してテクノロジーが会計業界を既にどう変えられるのか、これからどう変わっているとfreeeは考えているのかをお伝えし、皆様の事務所経営の一助になれば、と考えております。